役に立つ本

情報との接し方が変わる!『知的戦闘力を高める 独学の技法』(山口 周)

「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。

本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。

どれだけマーカーを引いただろうか。

読後は、そう思わせるほど、多くの示唆を得た本でした。

早く別の本を読みたい。独学をしたい。本から自分に役立つ示唆を得たい。そんな意欲がむくむく湧いてくる。

そんな読後を味わった本でした。

さて、本書で提示されている独学のスキームはこうです。

  • ①戦略
  • ②インプット
  • ③抽象化・構造化
  • ④ストック
 

1つ目の「戦略」は大事ですね。

要は何のためにどういう情報を得たいかです。

これは、漠然と頭にはあったのですが、この機会に言語化し明確にしました。そうすると、ストックの方針がスッキリするんです。その目的別に分けることで、ストックした情報を活用する可能性が高まる感覚です。

もう一つ、ポイントだと思ったのは「抽象化・構造化」です。

抽象化とは汎用性のある定理(示唆、モデル化、ルールみたいなもの)を抽出することで、構造化はそれを他のジャンルに活かすことです。

これは、『メモの魔力』と同じだと思いました。

同書で提示されたスキームは、「ファクト→抽象化→転用」でしたが、本質は同じに見えます。

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本書を読んでの、今後の独学(読書)は、情報を得た後の「抽象化・構造化」に力を注ぎたいと思いました。それは、もちろん自分の言葉で書き留めます。

ただ、これは読書に限らずですね。

見るもの聴くもの全ての情報に対してです。すなわち『メモの魔力』と同じです。

メモだけで終わらせず抽象化する。

さらに、それらから行動につなげる。

ここまでをセットに考えたいと思っています。

情報をたくさん摂取するのは大事かもしれませんが、そこから何を見出すか。自分の言葉で示唆をメモしておかないと役立たない、ということを改めて肝に銘じておきたいと思いました。

最後に、読書ノートのアプローチのイメージで面白い視点がありました。

読書ノートをiTunesのプレイリストのように考えるというアイデアです。

私はEvernoteで読書ノートを作っています。

これをiTunesのプレイリストみたいにして、見返すことができれば面白そうです。

この記事は以上です。

小田やかた
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小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。本ブログは、1記事1分で読めるよう、とにかく簡潔に、オススメポイントや印象に残った本の内容などを書いています。読書は "楽しむもの" がモットーです。