役に立つ本

自分の夢や趣味に対して勇気と行動の意欲がもらえる!『LifeEngine of Chicken 臆病者の夢の叶え方 』(岡野 純)

「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。

本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。

本のタイトルのように夢を叶えたい人はもちろんのこと、夢はないけど趣味を大切にしている人にもぜひ読んでほしいと思った本です。

私は、夢なんて立派なものはありませんが、趣味でブログを運営し、たまに電子書籍を出版しています。

本書を読むと、そんなたわいもない趣味を続けることに対して、勇気がもらえ、さらに積極的に行動する意欲が高まりました。明確な夢を持っている人であれば、なおさらだと思います。さらに本書の「パレレルワーク」という考え方を持つと夢に対する考え方も変わるかもしれません。

本書は、漫画でコンパクトにまとまっていますので、自分の夢や趣味に対して意欲が低下してきたら、何度も読み返したい本です。再読をあまりしない私が4、5回は繰り返し読み返しているくらいです。

最後に自分の趣味であるブログと電子書籍の出版に対して示唆を得た本書のポイントを紹介します。

本書では、漫画家になる夢を持つ著者は、ブログで漫画を書くようになり漫画家になるということは雑誌や単行本で書くことだけではないのではないか、と気づきます。それは単に書く媒体が限られていた頃の漫画家のイメージではないか、と先入観を打ち消します。

さらに、漫画家という職業だけで生活するというのも先入観であり、会社員をしながら漫画を書くというパラレルワークに行き着きます。

こういった著者の考え方にふれて、私は、文筆家という夢を持っているわけではありませんが、仕事と同じくらい趣味のブログの運営を大切にし、引き続き電子書籍の出版にチャレンジしていこう、という勇気をもらいました。そして、それを行動にしていく意欲が出ました。

また、著者は、夢を叶えるポイントとして次の4つをあげています。

1つは「スモールスタート」です。

始めることに躊躇せず、とにかく始めてみる、という姿勢です。不具合が出るのは前提として始めてしまう、という考え方です。

2つ目は「プロセスのコンテンツ化」です。

プロよりも素人が成功を収めるまでのプロセスを知りたい人は多いのではないかという考え方です。

3つ目は「アセットアロケーション」です。

家庭、仕事、ブログ、電子書籍など、仮にどれかがうまくいかなくても他がある、というリスクを最小限に抑える、という考え方です。

4つ目は「個性の掛け合わせ」です。

あらゆる自分の興味・関心や自分の置かれている状況を個性としてとらえ、それを掛け合わせて武器にする、という考え方です。(次の画像は本書からの引用)

私は、この4つ目の「個性の掛け合わせ」に1番共感しました。

というのは、子育て共働き世帯で自分の時間があまり持てない、という今の自分の環境を趣味活動の阻害要因ではなく、一つの個性、強みとしてとらえよう、と思えるようになったのです。

最後に本書で引用されていたこの言葉にはグッときました。

「人生の時間軸を横に倒す」

ビジネス書作家の大石哲之さんの言葉、だそうです。

定年退職したら好きなことをやろう、ということではなく、今から自分の好きなこと、やりたいことにチャレンジしよう、という勇気がもらえる言葉です。

「時間軸を横に倒す」というのは、わかりづらいかもしれませんが、本書の漫画を見ると一目瞭然です。

本書を読んで、最近、私は、5冊目の電子書籍『Evernoteの小技100』を出版して、少し電子書籍の出版への意欲が低下していましたが、今後もブログを書きながら、電子書籍への出版を一つの目標にして日々の生活をデザインしていこうと思えるようになりました。

ちなみに著者の日常は、本書では次のとおり紹介されています。時間を有効に使っていることがよくわかります。

今回の記事は、ブログのタイトルのように、とても1分で読める記事ではなかったかもしれませんが、それだけ伝えたいことがたくさんあったということで、ご了承ください。

※本記事の漫画の画像は、本書の「本書中のマンガのスクリーンショットおよびブログやSNS等での引用は大歓迎です」にもとづき掲載させていただいております。

この記事は以上です。

小田やかた
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小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。本ブログは、1記事1分で読めるよう、とにかく簡潔に、オススメポイントや印象に残った本の内容などを書いています。読書は "楽しむもの" がモットーです。