楽しめる本

今を生きるとはどういうことなのか?『ある男』(平野 啓一郎)

「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。

本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。

大事なのは「今」で、今を生きることの大切さはよく言われることです。

『逆転の仕事論』という堀江貴文さんの著書がありますが、「今」を生きることの大事さを次の言葉で述べています。

妙な言い方かもしれませんが、多くの人は「未来」に希望を抱きすぎです。大事なのは「いま」です。「未来」よりも優位なのは、この瞬間。

他の著書でも堀江さんは、好きなことに没頭し「今」を生きる大切さを教えてくれます。

本書は、その直後に読んだ小説ということもあり、「今」を生きる大事さと難しさを実感し、今を生きるとはどういうことなのかを改めて考えさせられました。

人は、今ここだけを生きたいと願うものかもしれません。

でも、それはなかなか難しい。

相手の過去を見ずして、その人の今だけを愛することはできるのだろうか。

その人の今だけを見れるのだろうか。

その人自身が愛すべき対象なはずなのに、どうして他のものにとらわれてしまうのだろうか。

やはり、その人の「過去」や「名前」という代物は無視できないものなのだろうか。

読後、そんなことを考えさせられた小説でした。

この記事は以上です。

小田やかた
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小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。本ブログは、1記事1分で読めるよう、とにかく簡潔に、オススメポイントや印象に残った本の内容などを書いています。読書は "楽しむもの" がモットーです。