本書は、以前、以下の記事で紹介した『嫌われる勇気』の第2弾の本です。

『嫌われる勇気』で語られなかったアドラー心理学の中の「愛」の概念が中心となっています。ただ、『嫌われる勇気』で語られたアドラー心理学の中心的思想は凝縮されて紹介されていますので、『幸せになる勇気』から読んでも問題なく読み進めることができます。
ここでは『幸せになる勇気』の中で語られる「愛」について、簡単に紹介します。少しでも興味をもったなら、ぜひ本書を手に取っていただきたいです。
アドラー心理学では、愛するとは「私」から「私たち」への主語の切り替えであると考えます。
それは、私という自己中心性からの脱却であり、それは、すなわち「自立」です。
一方、愛されることを求めるのは「承認欲求」と同じで、承認欲求には終わりがありません。求め続けてしまうもの、すなわち「依存」です。
愛することが、「私」から「私たち」という主語の変化ととらえ、自立につながるというのは大変興味深い考え方だと思いました。
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