元気が出る本

愛とは主語の切り替え?!『幸せになる勇気』(岸見 一郎・古賀 史健)

「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。

本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。

本書は、以前、以下の記事で紹介した『嫌われる勇気』の第2弾の本です。

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『嫌われる勇気』で語られなかったアドラー心理学の中の「愛」の概念が中心となっています。ただ、『嫌われる勇気』で語られたアドラー心理学の中心的思想は凝縮されて紹介されていますので、『幸せになる勇気』から読んでも問題なく読み進めることができます。

ここでは『幸せになる勇気』の中で語られる「愛」について、簡単に紹介します。少しでも興味をもったなら、ぜひ本書を手に取っていただきたいです。

アドラー心理学では、愛するとは「私」から「私たち」への主語の切り替えであると考えます。

それは、私という自己中心性からの脱却であり、それは、すなわち「自立」です。

一方、愛されることを求めるのは「承認欲求」と同じで、承認欲求には終わりがありません。求め続けてしまうもの、すなわち「依存」です。

愛することが、「私」から「私たち」という主語の変化ととらえ、自立につながるというのは大変興味深い考え方だと思いました。

この記事は以上です。

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小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。本ブログは、1記事1分で読めるよう、とにかく簡潔に、オススメポイントや印象に残った本の内容などを書いています。読書は "楽しむもの" がモットーです。