役に立つ本

震度7の発災直後の様子をリアルに実感!『震度7の生存確率』(仲西宏之・佐藤和彦 )

「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。

本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。

入浴中に地震が発生した場合どういう行動をとりますか?

電車の中で地震が発生した場合は?

地下街を歩いているときに発生した場合は?

車の運転中に発生した場合は?

これらの質問に対して自信をもって答えれない方には、ぜひ読んでいただきたい本です。

私は、少し不謹慎な言い方かもしれませんが、自分が被災する前にこの本に出会えてよかったと思えた本でした。

先の質問の他にも、誰にでもあるような日常生活のシーンで地震が発生した場合にどういう行動をとればよいのかがクイズ形式になっており、回答ごとに生存率があって興味深く学ぶことができます。

また、発災直後の東京と大阪の様子をストーリー仕立てでリアルにシミュレーションしてあり、所々に解説があるため、小説を読みながら震災直後の様子やすべき行動を学ぶことができます。登場人物に感情移入でき、震災の怖さをリアルに感じます。

私は、これまで備蓄などの災害対応にはかなり意識が高い方だと思っていました。しかし、本書を読んで、より被災時の状況をリアルにシミュレートしながらの準備が足りないと思い、備蓄や災害時の行動を見直すことにしました。

本書を読むと地震に対する向き合い方が一変すると思いますので、危機意識が薄いと思っている方にはぜひ『震度7の生存確率』一読いただきたいと思います。

地震関連の本では他に類を見ない良い本だと、つくづく思います。

この記事は以上です。

小田やかた
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小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。本ブログは、1記事1分で読めるよう、とにかく簡潔に、オススメポイントや印象に残った本の内容などを書いています。読書は "楽しむもの" がモットーです。