役に立つ本

書く以前にテーマ設定やアイデア集めの仕組みが大事!『書くことについて』(野口悠紀雄)

「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。

本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。

ずっとこんな本を読みたかった。

文章を書くテクニックや作法ではなく、そもそも文章を書くテーマをいかにして設定するか、アイデアをどう集めるか、それをどう組み合わせるか、という仕組みを解説したのが本書です。

メインは本を書く人のための内容ですが、それ以外にも応用できるように書かれています。こうした仕事や生活上のさまざまな情報を処理するシステムを著者はGoogleドキュメントで行っています。

このような本書のテーマは自分が求めていたものですが、ただ、日頃からこういった、さまざまな情報を扱う仕組みづくりは考え続けています。今は、Evernote、WorkFlowy、Ulyssesを使った仕組みでそれなりにうまくいっているので、それほど新しい視点はなかったのですが、読後は、瑣末な点ではありますが、行動に移してみたいという内容はありました。

それは以下の3点です。

  • 超メモ帳の検索テクニックを活用する(例「あああ」→アイデア)
  • KDPで書きたいテーマを早めに体系にしてアイデアを効率的に集める
  • 何か琴線に引っかかったらツイートしてそれを回収して考えの断片を集める仕組みを作る

本書は、本などの文章を書く機会が多い人はもちろん、さまざまな情報を処理する仕組み作りに興味のある人にとっても示唆深い本だと思います。

この記事は以上です。

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小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。本ブログは、1記事1分で読めるよう、とにかく簡潔に、オススメポイントや印象に残った本の内容などを書いています。読書は "楽しむもの" がモットーです。