「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。
本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。
ふだんから当たり前のようにリストを使っていますので、リストの効用をわかっているつもりですが、それをこれほどまでに端的かつ明確に表した言葉は見たことがない。
それが、「スッキリ化」(スッキリスト)と「ハッキリ化」(ハッキリスト)です。
スッキリ化とは「頭の中の心配事をリストにすることで不安が和らぎ、心理的にラクになれる効果 」、ハッキリ化とは「頭の中の思考をリストにすることで考えを具体的な言葉で整理し、記憶しきれないディテールも逃さないことで得られる効果」です。
本書では、リストの基本的な作り方や構造化、実践的なリストの内容が紹介されており、ふだんリストに馴染みのない方でも、すぐにリストを作り始めることができると思います。そして、リストを使い始めれば、先のスッキリ化とハッキリ化の実感が湧くことでしょう。
ぜひ、本書を読んでリストの力を知り、実際に使ってみてください。
また、リストとは少しズレますが、私は本書の中で紹介されていた「構造化文書の手法」が印象に残りました。
もっと極端にこの手法を推し進めて、それぞれの項目が1ツイート=140字程度になるところまで細かく細分化することもできます。そこまで分解できれば、たとえば1万字の文章も 70 ~100個ほどのツイートから作ることも可能なのです。 こうした 構造化文書の手法は、実際に書きはじめる前にいくらでも構造を練り直すことができる ところにその良さがあります。
この手法を意識すれば、長文を書くときでも不安はなくなりますし、ふだんのメモの断片が重要になってくることがわかります。
この記事は以上です。
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