「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。
本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。
気づいたらモノがいっぱいになっていた。モノが捨てられない。ミニマリストになりきれない。
といった、溢れるモノにお悩みならたくさんのヒントが得られる本だと思います。
私も著者と同じように「モノを減らしていく過程で本当に必要なモノだけを見極める」というミニマリストの考え方は共感できるものの、過度にモノを減らす生き方はできない「なんちゃってミニマリスト」でした。
でも、本書では、自分にとって必要な厳選されたときめくモノだけを周りに置く人を「モノマリスト」と呼びます。まさに自分はモノマリストです。
また、私は、読後は、穏やかな気持ちになり、日々、ていねいに暮らしたい、という気分になりました。
というのは、著者のひとつひとつのモノへの向き合い方がていねいだからだと思います。
ただ、意外だったのが、iPhoneを1年ごとに最新のものに変えるということ。
理由を知れば、納得するのですが、単にときめくモノを長く使う、というだけではなく、電化製品は「最新のモノを選ぶ」というルールを持ち、それに伴う出費は勉強料ととらえる姿勢です。「長く使えるモノ」という守りの投資と「最新のモノ」という攻めの投資を通じて、自分が心地よく進歩していける状態を保っているという生き方です。
これは、モノ選びの基準を考える上で参考になりますし、モノへの向き合い方だけでなく生き方そのものを考えさせられます。
本書は、定期的に読み返して、自分のモノとの向き合い方やモノ選びの基準について振り返る機会にしたいと思いました。
この記事は以上です。
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