役に立つ本

情報整理のあり方を考えさせられる本『Scrapbox情報整理術』(倉下 忠憲 )

「読書の目的は "楽しむもの" であり、自己の成長は二の次」が モットーの 小田やかたです。

本ブログは、読後、すぐに頭に浮かんだ偽りない感想を素直に綴っています。1分で読める分量なので、気軽に読んでいただき、ぜひ、選書の参考にしてください。今回読んだ本はこちら。

タイトルのとおり「Scrapbox」に興味のある方、特に初心者の方にオススメしたい本です。

しかし、それだけではもったいない。

本書は情報整理」について興味のある方には大変示唆に富んだ本だと思います。

というのは、Scrapboxはネットワーク型の情報整理が得意なツールです。情報の上位も下位もなくフラットに保存し、情報(ノート)間をリンクでつなぎ、整理します。それにより芋づる式に情報を引っ張り出すことが可能です。

一方、これまでの情報整理の考え方はツリー式、例えば、フォルダの中にフォルダを入れていく階層型の整理が主流でした。

本書は、Scrapboxの解説を入り口に、ネットワーク型の情報整理の考え方、いや、思想といってもいいくらいの深い考察がされており、情報整理のあり方自体を考えさせられる内容が散りばめられています。

私は、これまでScrapboxはほとんど使ったことがことなかったので、初心者向きに書かれたScrapboxの解説はありがたかったのですが、それと同じくらいページを割かれた情報整理のあり方に関する内容には、今後の自分の情報整理のあり方に大いに刺激をうけました。

Scrapbox情報整理術』は、Scrapboxだけでなく「情報整理」について興味のある方にもオススメできる本です。

正直、少し割高の本ではありますが、私は充分それに見合った内容だと思います。

この記事は以上です。

小田やかた
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小田やかた
二人の子どもを持つ共働きサラリーマンパパ。本ブログは、1記事1分で読めるよう、とにかく簡潔に、オススメポイントや印象に残った本の内容などを書いています。読書は "楽しむもの" がモットーです。